骨粗鬆症とは、骨からカルシウムが溶け出し微細構造が弱くなり骨折をしやすくなっている状態です。
食生活や運動の低下から生じることもありますが、閉経にともなうホルモンバランスの変化や生活習慣病に伴う変化、喫煙、ステロイドなどの投薬など、原因は多岐にわたり、また合併することで骨折のリクスが何倍にも膨れ上がります。
年齢や性別、遺伝など、危険因子が挙げられております。
また原因により骨折の危険度が異なり、それぞれ合併することで数倍以上に跳ね上がることも分かっています。
年齢
性別
低体重
両親の大腿骨頸部骨折の既往
喫煙習慣
ステロイド薬の内服
関節リウマチ
骨粗鬆症を起こす疾患(副甲状腺疾患、呼吸器疾患など)
アルコールの接種
低骨密度
骨密度やTBS、レントゲン検査、さらに既存骨折、転倒のリスクなどを加味し、骨粗鬆症に伴う骨折の危険性を評価し、適した治療法が決まります。
PTH製剤や抗スクレロスチン抗体阻害薬は早期から効果が認められ、4か月おきに骨密度・血液検査を行い評価します。
他の薬剤は比較的緩やかに改善することが多く、6か月~1年間隔に検査を行います。
VitD製剤を内服されている方は、高Ca血症の副作用が起きることがありますので、6か月~1年おきに血液検査を行います。
投薬が治療の主になります。
①PTH製剤 ②抗スクレロスチン抗体製剤 ③抗RANKLE阻害薬 ④ビスフォスフォネート製剤 ⑤SERM製剤
補助薬として、VitD製剤、Ca製剤、VitK製剤などがあります。
薬物治療に加え、生活の指導も行うことで効率よく回復することも分かっております。
しかし、薬剤と併用しなければ骨密度の増加は難しいと言われています。
骨粗鬆症の程度に合わせて、薬剤を選択していきます。
早期であれば、内服にて十分加療が可能ですが、
骨折を伴った方は骨粗鬆症が進行していることが多く、注射製剤が必要になります。
【注射製剤】
オスタバロ
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